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2026.01.13

見た目を整えるだけではない 矯正治療の本当の目的とは

こんにちは。

甲府市相生の江間ファミリー歯科・矯正歯科です。

今回は、見た目だけではなく機能面のために矯正治療を行うことの重要性についてご紹介します。

矯正治療というと「歯並びをきれいにするための治療」という印象を持たれがちですが、本来の目的は、噛む・話す・飲み込むといったお口の基本的な機能を正しく働かせることにあります。見た目が整うことは大きなメリットの一つですが、それ以上に機能の改善は将来のお口の健康や全身の健康にも深く関わっています。


噛み合わせが整うことで得られる「噛む力」の改善

歯並びや噛み合わせが乱れていると、食べ物を十分に噛むことが難しくなります。特定の歯にだけ強い力がかかってしまったり、噛み砕かないまま飲み込んでしまったりすることで、歯や顎だけでなく胃腸にも負担がかかることがあります。また、噛む回数が減ると唾液の分泌量も少なくなり、むし歯や歯周病のリスクが高まる原因になります。

矯正治療によって噛み合わせが整うと、上下の歯がバランスよく接触し、噛む力が均等に分散されます。これにより歯一本一本への負担が軽減され、歯を長く健康に保つことにつながります。


発音や舌の動きにも影響する歯並び

歯並びは、見た目だけでなく発音や滑舌にも関係しています。前歯の位置や歯と歯の隙間の状態によって、サ行やタ行などの音が発音しにくくなることがあります。歯並びが整うことで舌の動きがスムーズになり、自然な発音がしやすくなるケースも少なくありません。

特にお子様の場合、成長過程で正しい発音を身につけるためにも、歯並びや噛み合わせは重要な要素です。大人の方にとっても、会話のしやすさやコミュニケーションの質を高めることにつながります。


顎や全身への負担を軽減する役割

噛み合わせの乱れは、顎の関節や周囲の筋肉にも影響を与えます。無意識のうちに片側だけで噛む癖がついていたり、上下の歯が正しく噛み合っていなかったりすると、顎関節に過剰な負担がかかります。その結果、顎の痛みや口が開きにくいといった顎関節症の症状、さらには肩こりや頭痛につながることもあります。


歯みがきしやすくなり予防につながる

歯並びが整うと、日々の歯みがきがしやすくなる点も大きな機能的メリットです。歯が重なっている部分や凹凸が多い歯並びでは、どうしても磨き残しが生じやすくなります。矯正治療後は歯ブラシやフロスが届きやすくなり、セルフケアの質が向上します。その結果、むし歯や歯周病の予防につながり、将来的に歯を失うリスクを下げることができます。


まとめ
矯正治療は、歯並びを美しく整えるためだけの治療ではありません。噛む・話す・顎を守るといったお口の基本的な機能を正しく整えることで、歯や顎の健康を守り、さらには全身の負担を軽減する役割も果たします。矯正治療を検討する際には、ぜひ見た目だけでなく、機能面の重要性にも目を向けてみましょう。