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マウスピース矯正のメリット・デメリット|山梨・甲府の矯正認定医が徹底解説

「マウスピース矯正って実際どうなの?」「山梨県内でマウスピース矯正ができる歯科医院を探している」という方に向けて、甲府市で45年の実績を持つ江間ファミリー歯科・矯正歯科の日本矯正歯科学会認定医が、マウスピース矯正のメリット・デメリット・注意点を徹底解説します。
マウスピース矯正とは
マウスピース矯正は、透明なプラスチック製の装置を使用して歯並びを整える矯正治療法です。3Dテクノロジーの進歩により実現した比較的新しい治療法で、目立たない矯正として近年人気が高まっています。
代表的なマウスピース矯正システムとしては「インビザライン」が有名ですが、それ以外にも複数のシステムがあります。少しずつ形の異なるマウスピースを7〜10日ごとに交換しながら、段階的に歯を動かしていきます。
マウスピース矯正の7つのメリット
①目立たない
透明なプラスチック製のため、装着していても周囲に気づかれにくいのが最大のメリットです。接客業や営業職など、人前に立つお仕事の方にも選ばれています。
②取り外しができる
食事や歯磨きの際に簡単に取り外せるため、矯正中でも普段通りの食生活を楽しめます。ワイヤー矯正のように食べ物が装置に絡まる心配もありません。
③痛みが比較的少ない
マウスピース1枚あたりの歯の移動量が少ないため、ワイヤー矯正と比較して痛みや不快感が少ない傾向があります。
④金属アレルギーの心配がない
金属を一切使用しないため、金属アレルギーの方でも安心して治療を受けられます。
⑤通院回数が少ない
ワイヤー矯正は月1回の通院が必要ですが、マウスピース矯正は2〜3ヶ月に1回の通院で済むケースもあります。忙しい方にとって大きなメリットです。
⑥治療後のイメージが事前に見える
3Dシミュレーションで治療後の歯並びを事前に確認できるため、治療のゴールを具体的にイメージしながら進められます。
⑦口内炎になりにくい
ワイヤーやブラケットのような突起がないため、頬や唇の内側を傷つけるリスクが低く、口内炎になりにくいです。
マウスピース矯正の5つのデメリット
①装着時間の自己管理が必要
1日20〜22時間以上の装着が必要です。これを守れないと歯が計画通りに動かず、治療期間が延びる原因になります。自己管理が苦手な方には向かないかもしれません。
②適応できない症例がある
重度の歯並びの乱れや、大きな噛み合わせの問題がある場合は、マウスピース矯正では対応が難しいことがあります。すべての症例に適用できるわけではない点は理解しておく必要があります。
③歯にアタッチメントをつける必要がある
多くの場合、歯の表面に白い突起(アタッチメント)を接着する必要があります。これにより完全に「見えない」わけではなくなることもあります。
④紛失・破損のリスク
取り外し式のため、外食時にティッシュに包んで捨ててしまうなどの紛失トラブルが起きることがあります。専用ケースでの保管が必須です。
⑤費用がやや高い場合がある
ワイヤー矯正と比較して、治療費が高額になるケースがあります。
マウスピース矯正で注意すべきこと
- 口腔衛生の徹底:マウスピース装着中は唾液の流れが停滞するため、虫歯や歯周病のリスクが高まります。装着前には必ず歯磨きをしましょう
- 後戻りの防止:治療終了後もリテーナー(保定装置)の装着が必要です。これはワイヤー矯正でも同様です
- 発音への影響:装着直後は一時的に発音しにくくなることがありますが、通常は数日で慣れます
マウスピース矯正の費用(当院の場合)
| 種類 | 費用目安(税込・2年の場合の総額) |
|---|---|
| 小児マウスピース矯正 | 約60.5万円〜 |
| 成人マウスピース矯正 | 約88万円〜 |
| 部分矯正 | 約25.2万円〜57.2万円 |
※基本料金の分割払い(手数料・金利なし)に対応しています。
→ 料金の詳細はこちら
マウスピース矯正とワイヤー矯正の比較
| 項目 | マウスピース矯正 | ワイヤー矯正 |
|---|---|---|
| 見た目 | ◎ 目立たない | △ 装置が見える |
| 取り外し | ◎ 可能 | ✕ 不可 |
| 痛み | ◎ 少ない | △ やや強い |
| 適応範囲 | △ 限定的 | ◎ 幅広い |
| 自己管理 | △ 必要 | ◎ 不要 |
| 通院頻度 | ◎ 少ない | △ 月1回 |
| 費用 | △ やや高い | ◎ やや安い |
マウスピース矯正が向いている人・向いていない人
向いている人
- 矯正していることを周囲に知られたくない方
- 自己管理がしっかりできる方
- 通院回数を減らしたい方
- 金属アレルギーがある方
向いていない人
- 装着時間の管理が難しい方
- 重度の歯並びの問題がある方
- つい装置を外したくなってしまう方
よくある質問(FAQ)
Q. マウスピース矯正は本当に効果がありますか?
A. 適応症例であれば、ワイヤー矯正と同等の効果が得られます。ただし、重度の症例ではワイヤー矯正の方が適している場合もあります。当院では認定医が診断し、適した治療法をご提案します。
Q. 山梨県内でマウスピース矯正の費用相場はどのくらいですか?
A. 全体矯正で約60万〜120万円程度が相場です。当院では成人の場合約88万円〜(2年間の総額目安)で提供しています。
Q. マウスピース矯正の治療期間はどのくらいですか?
A. 一般的に2年〜2年半程度です。症状や装着時間の遵守状況によって前後します。
Q. マウスピース矯正が合わない場合はどうなりますか?
A. 当院ではワイヤー矯正、白いコーティングワイヤーでの矯正治療、ハーフリンガル矯正、舌側矯正など、すべての矯正装置に対応しています。マウスピース矯正が難しい症例の場合は、他の装置をご提案します。
まとめ
マウスピース矯正は、目立たない・取り外せる・痛みが少ないという大きなメリットがある一方で、自己管理の徹底が求められる治療法です。
大切なのは、ご自身の歯並びの状態にマウスピース矯正が適しているかどうかを、専門家にしっかり診断してもらうことです。山梨県甲府市の江間ファミリー歯科・矯正歯科では、日本矯正歯科学会認定医が、あなたに適した矯正方法をご提案します。
初回相談を受け付けています。費用についてはお問い合わせください。お気軽にご相談ください。
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マウスピース型矯正装置(インビザライン)に関する重要事項
- 未承認医薬品であること:マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けていない未承認医薬品です。
- 入手経路:マウスピース型矯正装置(インビザライン)はアライン・テクノロジー社の製品であり、インビザライン・ジャパン社を介して入手しています。
- 国内の承認医薬品等の有無:国内にもマウスピース型矯正装置として医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けているものは複数存在します。
- 諸外国における安全性等に係る情報:マウスピース型矯正装置(インビザライン)は1998年にFDA(米国食品医薬品局)により医療機器として認証を受けています。
- 医薬品副作用被害救済制度の対象外:マウスピース型矯正装置(インビザライン)は完成物薬機法対象外の矯正装置であり、承認薬品を対象とする医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
執筆監修:江間ファミリー歯科・矯正歯科 副院長 江間秀明(日本矯正歯科学会認定医)