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2025.04.14

見た目だけではない!インプラントで歯を補う意義

こんにちは。

甲府市相生の江間ファミリー歯科・矯正歯科です。

今回は、インプラントで歯を補う意義についてご紹介します。

歯を失ったときの治療法として、入れ歯やブリッジと並び、インプラントが注目されています。インプラント治療は「見た目が自然で美しい」というメリットがよく取り上げられますが、それだけではありません。インプラントには、見た目の美しさ以上に、口腔内全体の健康や生活の質を向上させる重要な役割があります。

咀嚼能力の回復

インプラントは顎の骨としっかり結合するため、天然歯とほぼ同じような噛む力を発揮できます。これにより食事の際にしっかりと食べ物を噛み砕くことができ、消化を助け、胃腸への負担を軽減します。また、硬い食べ物(例えば、せんべい、ナッツ類)も問題なく食べられるようになります。

顎の骨の衰えを防ぐ

歯を失うと顎の骨が徐々に吸収され、痩せてしまうことがあります。これは、歯根が骨に刺激を与えることで骨の密度が維持される仕組みがなくなるためです。インプラントは人工歯根を埋め込むことで顎の骨に刺激を与え、骨の吸収を防ぐ役割を果たします。インプラントによる骨吸収の防止は、ブリッジや入れ歯では得られない大きなメリットです。

周囲の歯への影響を最小限に

ブリッジの場合、失った歯の両隣の健康な歯を削る必要がありますが、インプラントは単独で機能するため、周囲の歯に負担をかけません。また、入れ歯のようにクラスプ(金具)を他の歯にかけることがないため、周囲の歯が痛んだり動揺したりするリスクを軽減できます。

発音の改善

歯が抜けると空気が漏れやすくなり、発音が不明瞭になることがあります。特に前歯を失うと、「サ行」や「タ行」の発音が難しくなることがあります。インプラント治療を行うことで、自然な発音を取り戻し、会話のストレスを軽減することができます。

生活の質の向上

歯がない状態では、食事や会話に自信を持ちにくくなることがあります。特に、前歯が抜けてしまうと、笑うことさえ躊躇してしまうこともあるでしょう。インプラントは自然な見た目を再現できるため、口元を気にせずに自然に笑顔になり、会話を楽しめるようになります。

まとめ

インプラント治療は単に「見た目をよくする」だけでなく、咀嚼能力の回復や顎の骨の健康維持、生活の質の向上といった多くのメリットがあります。歯を失ってしまった際の治療方法として長期的な視点で考えると、インプラントは非常に有益な選択肢といえるでしょう。

当院では30年以上のインプラント治療実績があり、「安心・安全」を最優先にした治療を提供しています。これからインプラントの治療を考えている方や、今お使いの入れ歯が合わない方は、ぜひお気軽にご連絡ください。