歯石とは?歯石除去の重要性と放置するリスクを歯科医がわかりやすく解説 | 江間ファミリー歯科・矯正歯科 | 山梨県甲府市    
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2024.08.19
  • 予防・一般

歯石とは?歯石除去の重要性と放置するリスクを歯科医がわかりやすく解説

歯石とは何か?

歯石とは、歯垢(プラーク)が唾液中のカルシウムやリン酸と結合して石灰化(�ite化)したものです。歯垢は約2日で石灰化が始まり、2週間程度で完全な歯石になります。

歯石は歯ブラシでは除去できないほど硬く、表面がザラザラしているため、さらに歯垢が付着しやすいという悪循環を生みます。

歯石の種類

種類場所特徴
歯肉縁上歯石歯茎の上白〜黄色目に見える。唾液腺の近くに付きやすい
歯肉縁下歯石歯茎の中黒〜暗褐色目に見えない。血液成分を含み硬い

歯石を放置するとどうなる?

  • 歯周病の進行:歯石の中の細菌が歯茎を攻撃し続ける
  • 口臭の悪化:歯石に溜まった細菌が悪臭を発する
  • 虫歯リスクの増加:歯石の表面にさらにプラークが蓄積
  • 歯の喪失:歯周病が進行すると顎の骨が溶け、歯が抜ける

歯石はセルフケアで取れる?

結論から言うと、歯石はセルフケアでは取れません。市販の歯石取りスケーラーも販売されていますが、自分で使うと歯茎を傷つけたり、歯のエナメル質を削ったりするリスクがあり推奨されません。

歯科医院での専門的な歯石除去(スケーリング)が必要です。

歯科医院での歯石除去

スケーリング

超音波スケーラーや手用スケーラーを使って歯石を除去します。通常は痛みはほとんどありませんが、歯周病が進行して歯茎が敏感になっている場合は麻酔を使用することもあります。

除去後の注意点

  • 歯石除去直後は歯茎から出血することがある(正常な反応)
  • 一時的にしみることがある(歯根面が露出するため)
  • 数日で改善する

歯石の予防方法

  • 毎食後の丁寧な歯磨き(特に下の前歯の裏側)
  • 歯間ブラシ・フロスの毎日の使用
  • 3〜6ヶ月ごとの定期検診とクリーニング

まとめ

歯石は放置すると歯周病の直接的な原因になります。どんなに丁寧に歯磨きをしても、100%歯垢を除去することは難しく、ある程度の歯石は誰にでも付着します。定期的な歯科受診で専門的に除去してもらうことが、歯の健康を守る最善の方法です。

よくある質問(Q&A)

Q: 歯石は自分で取れますか?

A: 歯石はセルフケアでは除去できません。歯科医院での専門的な除去(スケーリング)が必要です。

Q: 歯石取りはどのくらいの頻度で受けるべき?

A: 一般的には3〜6ヶ月に1回の定期検診時に行うことが推奨されます。歯周病リスクが高い方はより頻繁に必要な場合があります。