2024.06.24
- 予防・一般
歯がしみる知覚過敏の原因と治し方|市販の歯磨き粉で治る?受診の目安を解説

知覚過敏とは?
冷たいアイスを食べた時、歯ブラシが当たった時にキーンとしみる痛みを感じたことはありませんか?これが知覚過敏(象牙質知覚過敏症)です。
日本人の約3人に1人が経験しているとされ、非常に一般的な症状です。虫歯ではないのに歯がしみる場合、知覚過敏の可能性が高いです。
知覚過敏の原因
歯の表面はエナメル質で覆われていますが、何らかの原因でその下の象牙質が露出すると、外部の刺激が神経に伝わりやすくなります。
主な原因
- 歯茎の退縮:加齢や歯周病で歯茎が下がり、歯根が露出
- 過度なブラッシング:硬い歯ブラシで力を入れすぎてエナメル質が摩耗
- 酸蝕:酸性の食べ物・飲み物(柑橘類、炭酸飲料)でエナメル質が溶ける
- 歯ぎしり・食いしばり:歯に過大な力がかかりエナメル質が割れる
- ホワイトニング後:一時的にしみることがある(通常数日で改善)
- 虫歯治療後:詰め物の近くで一時的にしみることがある
自分でできる対処法
知覚過敏用歯磨き粉を使う
硝酸カリウムや乳酸アルミニウムが配合された知覚過敏用歯磨き粉が市販されています。即効性はありませんが、2〜4週間継続して使用することで改善が期待できます。
ブラッシング方法を見直す
- やわらかめの歯ブラシに変更
- ペンを持つように軽い力で磨く
- ゴシゴシ大きく動かさず、小刻みに振動させる
食習慣の改善
- 酸性の食べ物・飲み物の摂取を控える
- 酸性食品を摂った後は30分間歯磨きを待つ(酸でエナメル質が軟化しているため)
- 食後は水で口をゆすぐ
歯科医院での治療
- 知覚過敏抑制剤の塗布:象牙細管を封鎖する薬剤を塗布
- レジンコーティング:露出した歯根をレジンでカバー
- マウスピース作成:歯ぎしりが原因の場合
- 歯周治療:歯茎の退縮が原因の場合
こんな時は早めに受診を
- しみる症状が2週間以上続く
- 何もしなくてもズキズキ痛む(虫歯の可能性)
- 特定の歯だけが強くしみる
- 温かいものでもしみる(神経の炎症の可能性)
まとめ
知覚過敏は適切なセルフケアと歯科治療で改善できる症状です。ただし、知覚過敏と虫歯の見分けは難しいため、症状が続く場合は自己判断せず歯科医院を受診してください。
よくある質問(Q&A)
Q: 知覚過敏用の歯磨き粉はすぐ効きますか?
A: 即効性はありませんが、2〜4週間継続使用することで改善が期待できます。改善しない場合は歯科医院を受診してください。
Q: 知覚過敏と虫歯の違いは?
A: 知覚過敏は刺激がある時だけしみますが、虫歯は何もしなくても痛むことがあります。見分けが難しいため歯科で確認してください。