赤ちゃんの歯医者さんデビューはいつ?育休中の平日午前という選択|甲府市・江間ファミリー歯科 | 江間ファミリー歯科・矯正歯科 | 山梨県甲府市
コラム
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2026.06.17

赤ちゃんの歯医者さんデビューはいつ?育休中の平日午前という選択|甲府市・江間ファミリー歯科

「いつ連れて行けばいい?」に、お答えします

お子さまの歯が生えてきて、ふと「歯医者さんって、いつから連れて行けばいいんだろう?」と思ったことはありませんか。当院でも、育休中のお母さまからいちばん多くいただく質問のひとつです。

結論から言うと、目安は最初の歯が生えてきたころ。生後6か月前後で下の前歯が生え始めるお子さまが多く、このタイミングが「歯医者さんデビュー」のひとつの目安になります(日本小児歯科学会)。「まだ早いかな」と思うくらいで、ちょうどよい時期です。

なぜ早めのデビューがよいのか

乳歯は、生えたばかりのころがいちばんやわらかく、むし歯のリスクと向き合うことになる時期でもあります。だからこそ、むし歯になってから治すのではなく、なる前から関わっていくことに意味があります。

歯が生えてきたら、まずは歯みがきの習慣づけと、フッ化物(フッ素)の活用がポイントになります。2023年に4つの歯科系学会が合同で出した提言では、歯が生えてから2歳までは「米粒くらいの量(1〜2mm)」の1000ppmFの歯みがき剤を、就寝前を含めて1日2回使う方法がすすめられています。フッ素は、生えた直後の歯に塗ることがすすめられており、定期受診のなかで取り入れていくのが現実的です。

もちろん、フッ素だけでむし歯がゼロになるわけではありません。毎日の歯みがきと食生活の積み重ねがあってこそ。だからこそ、早いうちから「一緒に見ていく」関係をつくっておくことが、お子さまの将来のお口にとって大きな財産になります。

育休中の「平日の午前」が、実は通いやすい

ここからは、当院からのご提案です。「予約が取りにくい」というお声を多くいただきますが、実は平日の午前中は比較的ご予約が取りやすく、ゆっくりお時間を取れる時間帯です。はじめての歯医者さんデビューや、診療に慣れるための練習にも、しっかり時間をかけられます。離乳食のことでお困りのときも、落ち着いてご相談いただけます。

1年から2年の育児休業を取られるお母さまが増えていますが、この期間の平日午前は、お子さまもお母さまも比較的ゆったり動ける時間。お昼寝や授乳のリズムにも合わせやすく、混み合う夕方を避けて通えます。

そして、お子さまが保育園に通い始めて、お母さまが時短勤務で復職されたあとも、登園後の午前の時間を使えば定期受診を続けられます。「育休中に始めて、復職後も切らさず続ける」——この流れをつくっておくと、むし歯予防のリズムが自然と生活に根づいていきます。

産休・育休からの復帰前に、お子さまのお口の中のことと向き合う時間を、いちど取ってみてはいかがでしょうか。

はじめての歯医者さん、こんな流れです

「泣いてしまったらどうしよう」というご心配、とてもよく分かります。初回は、いきなり治療をするわけではありません。

まずは診療室やスタッフに慣れることから始めます。お子さまのペースに合わせて、お口を見せてもらえたら歯のチェック、慣れてきたらフッ素塗布、というように、少しずつ進めていきます。泣いてしまっても大丈夫。たくさんのお子さまを見てきていますので、その日できるところまで、で構いません。

実は、私自身も親のひとりです。うちの子も、保育園に入る前に歯医者さんデビューをしました。毎日きちんと仕上げ磨きをしているつもりだったのですが、いざ歯科でチェックしてもらうと、自分では磨けていたつもりの場所が、まったく磨けていませんでした。うちのスタッフにもしっかり指摘されてしまいました。歯科を生業にしている私でも、です。

「自分の目だけでは、見えていないところがある」。このことを、親として痛感した出来事でした。だからこそ、定期的に歯科でお口をチェックしてもらう大切さを、いまは身をもってお伝えしています。

まずは「ご相談だけ」でも大丈夫です

「うちの子、まだ大丈夫かな」「何を準備すればいい?」——そんな段階でも、お気軽にご相談ください。治療ありきではなく、お子さまのお口の状態を見て、いまできることを一緒に考えるところから始めます。

育休中の平日午前は、はじめの一歩にぴったりの時間です。お子さまの「むし歯ゼロ」のスタートを、一緒に切りましょう。

監修:江間ファミリー歯科 副院長
参考:日本小児歯科学会/う蝕予防のためのフッ化物配合歯磨剤の推奨される利用方法(日本口腔衛生学会・日本小児歯科学会・日本歯科保存学会・日本老年歯科医学会、2023年)