歯茎が痛い原因と対処法|腫れ・膿・出血の症状別ガイド | 江間ファミリー歯科・矯正歯科 | 山梨県甲府市
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2024.02.14
  • 予防・一般

歯茎が痛い原因と対処法|腫れ・膿・出血の症状別ガイド

歯茎の痛みと一口に言っても、「歯磨きのたびに血が出る」のと「急に腫れて膿が出てきた」のとでは、考えられる原因も、急いで受診すべきかどうかもまったく違います。

この記事では、山梨県甲府市の江間ファミリー歯科・矯正歯科が、歯茎の痛みを症状別に切り分け、それぞれの原因と対処の目安を解説します。

症状別の見分け方

① 歯磨きのときに血が出る・むずがゆい

もっとも多いのは歯肉炎、その先にある歯周病の初期です。出血の原因は「磨きすぎ」と思われがちですが、実際には磨き残したプラーク(細菌のかたまり)による炎症であることがほとんどです。

ここでやってはいけないのが、血が出るからと磨くのをやめることです。炎症の原因が残ったままになり、悪化します。柔らかめの歯ブラシで、出血する部位こそ丁寧に磨いてください。1〜2週間続けても出血が続く場合は、歯石の除去が必要な段階です。歯科でご相談ください。

② 歯茎が腫れて痛い・顔まで腫れてきた

歯周ポケットに膿がたまる歯周膿瘍、歯の根の先の炎症、親知らずのまわりの炎症(智歯周囲炎)などが考えられます。体の疲れや寝不足で抵抗力が落ちたときに急に腫れることが多いのも特徴です。

頬や顔まで腫れが広がっている、口が開きにくい、発熱があるという場合は、炎症が広い範囲に及びかけています。市販薬でしのがず、早めに受診してください。

③ 歯茎に白いできものがある・膿が出る

歯茎にニキビのような白いふくらみができて、つぶれて膿が出て、また現れる。これはフィステル(瘻孔)と呼ばれる膿の出口で、歯の根の中の感染が続いているサインです。痛みが少ないため放置されがちですが、自然に治ることはありません。出口だけ塞がっても中の感染は残るため、根の治療が必要です。

④ 特定の歯のまわりだけ痛い・歯が浮いた感じがする

食べ物(特に肉や繊維質)が歯と歯の間に押し込まれて歯茎を圧迫しているケース、噛み合わせの負担が一部の歯に集中しているケース、まれに歯の根が割れているケースなどがあります。フロスで汚れを取ると楽になることもありますが、繰り返す場合は詰め物の形や噛み合わせに原因が隠れていることが多く、歯科での確認が必要です。

受診までにできること

痛む側の頬を軽く冷やす、市販の鎮痛薬を用法どおり使う、患部を指や舌で触らない。この3つにとどめてください。腫れているときに患部を温めたり、強くうがいをしたり、ご自身でつぶしたりするのは避けてください。

受診の目安

数日たっても腫れが引かない、膿が出る、発熱がある、口が開きにくい。このいずれかがあれば、様子見をやめて受診のタイミングです。特に②のように腫れが広がるタイプは、進行すると食事や呼吸に影響することがあります。

当院の考え方

歯茎の症状は、その場の処置で痛みが引いても、原因(磨き残し・歯石・噛み合わせ・根の感染)が残っていれば繰り返します。当院は予防を軸とした歯科医院として、応急処置で終わらせず、出血や腫れの原因まで確認したうえで再発を減らす計画をご提案しています。

歯茎の痛み・腫れ・出血でお困りの方は、症状が軽いうちにご相談ください。

執筆監修:江間ファミリー歯科・矯正歯科 副院長 江間秀明