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2024.10.15
  • 予防・一般

歯のエナメル質を守る「再石灰化」とは?仕組みと促進方法をわかりやすく解説

歯の表面を覆うエナメル質は、私たちの歯の表面を覆う、人体で最も硬い組織です。しかし、酸によって溶け出すという弱点があります。これが虫歯の始まりです。
しかし、エナメル質には、唾液の力で修復する力があります。これが「再石灰化」です。
日常生活の中で歯は溶け出す「脱灰」と修復する「再石灰化」を繰り返しています。そのバランスが崩れ、「脱灰」の量が多くなることで「むし歯」になると言われています。

再石灰化とは?

再石灰化とは、酸によって溶け出したエナメル質の表面に、唾液中のカルシウムやリン酸イオンが沈着して、エナメル質が修復されることです。
再石灰化が起こるためには、以下の条件が必要です。

  • 酸を産生する歯垢がしっかりと除去されていること
  • 唾液の分泌量が多いこと
  • 唾液の緩衝能によって酸性度が中和されていること

再石灰化を促進するには?

再石灰化を促進するには、以下の方法が有効です。

  • フッ素入り歯磨き粉を使用する:フッ素は、エナメル質の再石灰化を促進し、虫歯菌の活動を抑制します。
  • キシリトール配合の食品を摂取する:キシリトールは、虫歯菌の増殖を抑制し、唾液の分泌を促進します。
  • よく噛んで食べる:よく噛むと、唾液の分泌が促進されます。
  • 定期的に歯科検診を受ける:歯科検診で虫歯の早期発見・早期治療を受けることで、再石灰化の機会を増やすことができます。

まとめ

再石灰化の力で、虫歯の初期段階であれば、自然治癒する可能性があります。日々の生活で再石灰化を促進し、虫歯にならないようにしましょう。

執筆
江間ファミリー歯科・矯正歯科
副院長 江間秀明
https://www.emasika.jp/

よくある質問(Q&A)

Q. 歯の再石灰化とは何ですか?

A. 酸で溶け出したエナメル質のミネラルを、唾液の働きで補って修復する仕組みです。脱灰に傾いた状態が続くと虫歯になります。

Q. 再石灰化を促すにはどうすればよいですか?

A. フッ化物配合歯磨き粉の使用、間食のだらだら食べを避けること、よく噛んで唾液を出すことが役立ちます。

Q. 初期の虫歯は再石灰化で元に戻りますか?

A. 表面が白く濁る程度のごく初期の脱灰であれば、再石灰化による改善が期待できます。穴があいた虫歯は自然には戻らないため、歯科での治療が必要です。

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